皆さんは、ハチの巣の中身ってみたことがありますか?実は、あのハチの巣の構造には、とても賢い理由が隠されているのです。
ハチの巣ってどんな形なんだろう?
ハチの巣の断面を見てみてください。ハチの巣の断面は、たくさんの六角形の部屋がくっついたような形をしています。この六角形の部屋が規則正しく並んだ構造全体のことを「ハニカム構造」と言います。ハチは、このハニカム構造の中に、蜜や幼虫を大切に保管しています。

なぜハチの巣は六角形?
ハチの巣をつくるのはもちろんハチ。では、どうしてこの六角形の構造「ハニカム構造」が選ばれたんでしょうか?
1. 少ない材料でより広いスペースを確保できるから
六角形は、平面をすき間なく埋めやすく、限られた材料で多くの部屋を並べやすい形です。ハチは巣を作るための材料を節約しながら部屋をすき間なく並べやすいので、六角形の形が役立っています。
2. 強度が高い
六角形を並べたハニカム構造は、少ない材料で軽くて丈夫な構造を作りやすい特徴があります。巣は、ハチの幼虫や蜜を保管しておく場所なので、強度が重要です。六角形が規則正しく並んだハニカム構造は、力を分散しやすく、軽くて丈夫な構造になります。
もし、巣が正方形だったら、より角の部分に力が集中して壊れやすかったり、三角形だったら、同じ広さの部屋を作るために、六角形よりもたくさんの壁が必要になります。そのため、より多くの材料を使わなければなりません。

え!そんなところにもハニカム構造が?
ハチの巣の六角形の部屋が連なった「ハニカム構造」は、とても優れた構造です。この構造は、ハチの巣だけではなく、様々な場所で見られます。
- 航空機の部品: 航空機の部品にも、ハニカム構造が使われています。軽くて丈夫なので、飛行機の重さを軽くし、燃費を良くするために役立っています。
- 建物の材料: 建物の壁や屋根の断熱材としても使われています。六角形で空間を作るため、熱を逃がしにくく、また、少ない材料で作れる為です。
- 梱包材: 割れやすいものを保護するために、緩衝材としても使われています。
このように、ハチの巣の形である「ハニカム構造」は、私たちの生活にも役立っているんです。
まとめ
ハチは巣を作るうちに、結果として効率のよい六角形の部屋を並べています。ハニカム構造は軽くて丈夫な構造として航空機などにも応用されています。お子さんと一緒に、身の回りのものにハニカム構造がないか探してみてください!