動物も虫歯になるの?

「虫歯」と聞くと、人間がなる病気というイメージがありますよね。でも実は、動物にも虫歯になることがあるんです! 人間と同じように、口の中に虫歯の原因となる細菌がいて、糖分をよく食べる動物では、細菌が酸を作り出し、歯を溶かしてしまうことがあります。

どんな動物が虫歯になりやすい?

口の中に虫歯菌を持っている動物は、サルや果物を食べる種類のコウモリのような、甘いものをよく食べる動物です。例えば、サルは木の実や果物をよく食べますよね。コウモリのなかには、フルーツをたくさん食べる種類もいます。これらの食べ物は、糖分がたくさん含まれているので、口の中の細菌のエサになってしまうんです。

人間と同じように、これらの動物も歯に「エナメル質」という、硬い膜がありますが、酸によって少しずつ溶かされていくんです。

新鮮な果物の集合

どうして虫歯になるの?

虫歯ができるには、3つの要素が必要です。それは、「細菌」「糖分」「時間」です。

  • 細菌: 口の中にはたくさんの細菌がいますよね。これらの細菌は、糖分を食べると発酵させて酸を作ります。
  • 糖分: 砂糖や炭水化物など、甘いものをたくさん食べると、口の中に糖分がたくさん残ってしまいます。
  • 時間: 糖分が口の中に長く残っていると、細菌が活発になって酸を作り続け、歯を溶かしてしまうんです。

人間は歯磨きで細菌を取り除いたり、食後にうがいをしたりして、虫歯にならないように気をつけていますが、動物はどうなんでしょう?

動物の虫歯はどんな状態?

動物の虫歯も、人間と似たような状態になることがあります。エナメル質が溶けて黒い斑点ができたり、穴が開いたりすることもあります。

ただ、動物は定期的に歯科検診を受ける機会がないので、虫歯が進行してしまった後で発見されることがほとんどです。さらに、動物の種類によって歯のつくりはさまざまで、人間とは虫歯のできやすさも異なります。

野生の動物はどうしてる?

野生の動物たちの歯を調べると、サルや果物を食べるコウモリなどの中には、虫歯になっている個体も見つかっています。特に、人間が住む近くに生息する動物や動物園の動物は、食べ物の糖分が多くなるので、虫歯になりやすい傾向があります。

猿のポートレート

ただし、野生動物の中には、人間とは歯の形や食べ方が異なるため、食べかすがたまりにくい動物もいます。また、動物の唾液には酸を中和する働きがあり、歯が守られています。この働きや食生活の違いも、虫歯のできやすさに関係しています。これらの理由から、動物は人間よりも虫歯になりにくいと言われています。

肉食動物は糖分をほとんど食べないため、野生では虫歯になることはとても少ないとされています。

ライオンの顔のアップ

私たちは甘いものをよく食べると思いますので、皆さんも虫歯には気をつけてくださいね!

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