この記事は探LabSHOPで販売中のクォーツ&アクアマリン発掘キットとの連携記事です。キット体験中の読み物や、キット購入前のご検討にご活用ください。
このキット体験のテーマ
- ・アクアマリンってどんな宝石?
- ・アクアマリンの仲間の宝石は?
- ・アクアマリンはどうして青色になるの?
- ・アクアマリン&クォーツを発掘しよう!
宝石ってどこから来るの?なんでその色なの? 「なぜ?」をたくさん考えながら楽しく発掘していきましょう!
届いたら確認しよう
キットを体験する前に、まず中身を確認しましょう。
- ・石膏岩(アクアマリン&クォーツ入り)
- ・木棒
- ・ブラシ
- ・標本ケース
足りないものがあれば、探LabSHOPまでご連絡ください。
お問い合わせ:https://tanlabshop.stores.jp/inquiry
やってみよう
最初に説明書の注意事項を確認してください。
アクアマリンってどんな石?
アクアマリンは、宝石として有名な美しいマリンブルーの石です。
名前の由来はラテン語の「アクア(水)」と「マリン(海)」。約2000年前のローマ人が、この石の色を見て美しい海の姿を想像して名づけました。

昔のヨーロッパでは、船乗りたちがアクアマリンをお守りとして持ち歩いていました。海に出る前に「静かな海の色をした石が、嵐から守ってくれる」と信じていたのです。今も3月の誕生石として、プレゼントに使われることが多い人気の石です。

アクアマリンは透明度が高く、光が当たると内側まで通り抜けます。また、とてもかたい石なので、ふだん持ち歩いても傷がつきにくいです。ただし、強くぶつけると割れることがあるので、取り扱いには注意してください。 発掘できたら自分のアクアマリンをよく観察してどんな海の色が想像できるか確かめてみてくださいね。
アクアマリンの形
アクアマリンの元々の原石の形は「六角柱(ろっかくちゅう)」です。上から見ると六角形で、それが柱のようになっている形です。
※発掘キットに入ってるアクアマリンは1センチサイズに割ったものが入っているので、全てが六角形の形をしているわけではありません。六角形の形が残っているものが発掘できたら超ラッキー!
ここでクイズです!
アクアマリンの仲間である、モルガナイト(ピンク色の宝石)とエメラルド(緑色の宝石)の原石を見たとき、形はどうなっていると思いますか?

答えは……全部おなじ六角柱!
色がバラバラなのに、形がまったく同じなんです。なぜかというと、この3つの宝石はどれも「ベリル」という同じ種類の石だからです。見た目は全然違うのに、実はみんな兄弟なのです。

ではなぜ色が違うのか。それは、石の中に入っている 金属の種類 が違うから。鉄・マンガン・クロムなど、私たちの身の回りにある金属がほんのわずかに入るだけで、色が全部変わってしまいます。この秘密は、発掘が終わってから詳しく解説します。
発掘してみよう
準備ができたら、いよいよ発掘です。発掘の際に出る粉が舞うことがあるので、新聞紙や広めのトレーの上で作業するとあとかたづけが楽になります。
発掘は3つのステップで進めます。あせらず、じっくり取り組むのがコツです。
ステップ① 石を探す
アクアマリンとクォーツは石膏岩のどこに埋まっているかわからないので、最初は木棒で全体を掘っていってください。水色のアクアマリンか透明に透き通ったクォーツを探していきましょう。
ステップ② 周りを削る
石が見えてきたら、周りをていねいに削ります。力を入れすぎると石が欠けてしまいます。叩いて割るのではなく、 石の周りを丸を描くように 優しく削っていきましょう。
ステップ③ ブラシで磨く
原石が取り出せたら、ブラシで表面の砂を落として仕上げます。細かいところは歯ブラシで磨くようなイメージでやさしく動かしましょう。
観察しよう
発掘が終わったら、取り出した石をよく観察してみましょう。
アクアマリンを観察しよう
アクアマリンを明るい場所で見てみましょう。何色に見えますか?

「荒れた海」の色と「静かな海」の色、どちらに近いですか?アクアマリンによって色の濃さが違います。薄い空色に近いものもあれば、深い海の青に近いものもあります。石を傾けると、光の当たり方で見え方が変わることもあります。同じ石なのに、角度によって全然違う色に見えることがあります。ゆっくりまわしながら観察してみてください。
クォーツを観察しよう
次はクォーツ(水晶)を観察します。六角柱の形をしていて、先が尖っているのが特徴です。アクアマリンも六角柱ですが、先端の形が違います。先が尖っているクォーツが入っていたらラッキー!
アクアマリンが青い理由
さて、いよいよ色の秘密です。
金属が色を決める
アクアマリンが青い理由は、石の中に 鉄(てつ) がほんの少しだけ入っているからです。
同じベリルでも、入っている金属の種類が違うと色が変わります。
- ・アクアマリン → 鉄が入っている → 青
- ・モルガナイト → マンガンが入っている → ピンク
- ・エメラルド → クロムやバナジウムが入っている → 緑
鉄は線路、マンガンは乾電池、クロムはスプーン、バナジウムはドリルなどに使われている金属です。

石に入っている金属の違いが、宝石の色を全部変えてしまう。 自然の仕組みって、おもしろいですよね。
保管方法
アクアマリンは、落としたり他の石とぶつけたりすると、割れたり傷がついたりすることがあります。同梱の標本ケースに入れて保管しましょう。
自分で発掘した石は、自分だけのコレクションです。大事にしていただけたら嬉しいです。
それではまた次の探求でお会いしましょう!