みなさんは、地球が何才か知っていますか?地球の年齢は、なんと約46億年です。46億年という数字は、あまりに大きすぎて、想ぞうするのも難しいくらいです。でも、大昔のことなのに、どうして科学者たちは地球の年齢がわかるのでしょうか?その秘密を、いっしょに調べていきましょう。

地球のイラスト

地球の年齢は何才?

地球は、今から約46億年前に生まれました。この年齢は、科学者たちが岩石や隕石をくわしく調べることでわかったのです。

46億年がどれくらい大きい数字か、くらべてみましょう。もし人間の一生を80年だとすると、地球の年齢はその5,000万倍以上にもなります。恐竜が地球にいた時代は今から約6,600万年前ですが、地球の年齢はそれよりもさらに70倍以上も昔なのです。あまりにも長い時間で、びっくりしてしまいますね。

地球が生まれたころ、太陽系もちょうどできあがっていく時期でした。宇宙にただよっていたちりやガスが、重力によって少しずつ集まり、やがて地球という天体になっていったのです。そのあとも、小さな隕石が何度も何度もぶつかることで、地球は少しずつ大きく育っていきました。

宇宙から落下した隕石

岩石が教えてくれる「時間」

地球の年齢を調べる一番大切な方法は、岩石の中にある特別な材料を調べることです。この材料は、時間がたつと、少しずつべつの材料に変わっていく、というふしぎな性質を持っています。

しかも、この変わる速さはいつもぴったり同じで、ふつうに地球で見られる温度や圧力の変化では、ほとんど変わりません。まるで、いつも同じ速さで砂が落ちていく「砂時計」のようなものです。だから科学者たちは、この材料を「岩石の中の時計」として使うことができるのです。

岩石の中に、変わる前の材料がどれくらい残っていて、変わったあとの材料がどれくらいできているかを調べれば、その岩石がいつできたのかがわかります。変わる前の材料と、変わったあとの材料の割合を調べることで、その岩石ができてからどれくらい時間がたったかを計算できます。科学者たちは、この方法を何度も何度も試して、正確な答えを見つけているのです。

隕石や月の岩石も調べるわけ

ここで、ふしぎに思う人もいるかもしれません。「地球の岩石を調べればいいのに、どうして隕石や月の岩石まで調べるの?」と。

じつは、地球の岩石だけでは、地球全体の年齢を正しく知ることがむずかしいのです。理由は2つあります。

1つ目は、地球にある一番古い岩石でも、地球が生まれたときの岩石ではないということです。地球が生まれたころはとても高温だったため、最初にできた岩石の多くはその後の活動でとけたり、作り変えられたりしました。だから、今見つかる一番古い岩石でも、地球が生まれてから数億年もあとにできたものなのです。

2つ目は、地球の地面がいつも動きつづけているということです。地震や火山によって、古い岩石は地面の下に沈んでいったり、新しい岩石が地面の上に出てきたりします。そのため、一番古い岩石を見つけることがとても難しいのです。

そこで科学者たちは、「隕石」と「月の岩石」に注目しました。多くの隕石は、太陽系ができたころにつくられた岩石で、そのころの情報を今も残しています。月の岩石も、アポロ計画の宇宙飛行士たちが月から持ち帰ったもので、太陽系ができたばかりのころの貴重な情報を持っています。月には地球のような地面の動きがないため、古い岩石がそのまま残っているのです。

地球の古い岩石や鉱物、隕石、月の岩石などを調べると、どれも約46億年前地球の連嶺を裏付ける結果がが得られます。

月の表面のクレーターと地形が詳しく見える写真

地球の年齢からわかること

地球の年齢が46億年だということは、岩石の中の「時計」を使って、確かめられた答えなのです。隕石や月の岩石という、宇宙からやってきた「証人」たちも、地球の年齢を教えてくれています。いくつもの方法、いくつもの試料から、地球の年齢を推定しているのです。

科学者たちの工夫と努力のおかげで、私たちは地球の古い歴史を知ることができます。今の科学の力があれば、宇宙のひみつをもっともっと知ることができるかもしれません。46億年という数字から、私たちの地球がどれほど古く、どれほど豊かな歴史を持っているのかが見えてくるのですね。

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