この記事は探LabSHOPで販売中の化石発掘体験キット(バラエティーキット)との連携記事です。キット体験中の読み物や、キット購入前のご検討にご活用ください。
探Labの化石発掘体験キット(バラエティキット)は、本物の化石が入った石を自分の手で掘り出す体験型の学習キット。7種類の化石の中から2種類以上4個以上の化石が発掘できます。
このキット体験のテーマ
- ・化石って何?
- ・本物の化石を発掘してみよう!
- ・発掘した化石を観察してみよう
化石ってなに?
化石とは、昔に生きていた生き物の体や足あとが石の中に保存されたものです。生き物が死んだあと、土や砂に埋もれ、長い時間をかけて石に変わることで化石になります。
地球は約46億年前に誕生し、35億年前に初めての生命が生まれました。それから今まで、生き物は何度もかたちを変えながら進化し続けています。その歴史の中で、5回の大量絶滅が起きました。化石は、そのはるか昔の地球の様子を私たちに伝えてくれる「タイムカプセル」です。

キットで出会える7種の本物化石
化石発掘バラエティーキットには、世界各地で採集された本物の化石が入っています。何が出てくるかは発掘してみてのお楽しみ!

※代表的な産地を記載しています。
届いたら確認しよう
キットを体験する前に、まず中身を確認しましょう。
- ・石膏岩(化石入り)
- ・木棒
- ・ブラシ
- ・標本ケース
足りないものがあれば、探LabSHOPまでご連絡ください。
お問い合わせ:https://tanlabshop.stores.jp/inquiry
化石を発掘しよう
最初に説明書の注意事項を確認してください。
準備ができたら、いよいよ発掘です。発掘の際に出る粉が舞うことがあるので、新聞紙や広めのトレーの上で作業するとあとかたづけが楽になります。
乱暴に削ると化石が割れます。ゆっくり、少しずつ削るのが鉄則です。
① 化石がどこにあるか探す
化石は石膏岩のどこに埋まっているかわからないので、最初は木棒で全体を掘っていってください。
② 化石が見つかったら周りを削る
化石の形に沿って、周りの石膏を少しずつ削っていきます。大切なのは「化石本体を木棒で削らない」ことです。一度に大きく削ろうとせず、薄く少しずつ削ることを意識してください。

③ 仕上げにブラシで磨く
化石が全体的に見えてきたら、ブラシで周りの細かい粉をやさしく払います。強くこすらず、なでるように払うのがコツです。細かい部分はブラシの毛先を使って払うときれいになります。
石膏岩が硬い時は少しお水をつけると掘りやすくなります。

発掘した化石を観察してみよう
下の説明をみながら自分で発掘した化石を観察してみましょう!スケッチをして自分だけの化石図鑑を作るのもおすすめです。
古代ザメの歯
ネズミサメの仲間の歯の化石です。現代のホオジロザメやアオザメ、絶滅したメガロドンもこの仲間にあたります。サメは骨が軟骨でできているため体は化石になりにくく、硬いエナメル質の歯だけが地層に残ることで知られています。
観察ポイント: 獲物を捕らえるための尖った刃先を観察してみてください。さらに、メインの三角形の歯の根元の脇に、小さな突起(副咬頭・ふくこうとう)がついていることがあります。

スクアリコラックス
白亜紀の海に生きた、最大5メートル前後のサメです。三角形の歯の縁に細かいギザギザ(鋸歯)があり、肉を切り裂くのに適していました。
観察ポイント: 歯の縁を指でなぞると、細かいギザギザの感触があるはずです。

アンモナイト
らせん状に巻いた形が印象的なアンモナイト。約6,600万年前に恐竜と同じタイミングで絶滅した海の生き物で、イカやタコと同じ仲間(頭足類)です。約3億5,000万年もの長い間、地球の海に生き続けた古代の生き物でもありました。
観察ポイント: 殻の渦巻きの表面を見てみてください。細かい筋がはっきり入っているものもあれば、あまり目立たないものもあります。また、殻の表面に複雑な波模様が見えることもあります。これは「縫合線(ほうごうせん)」と呼ばれるもので、殻の中にあったたくさんの小さな部屋を区切る壁が、殻にくっついていた跡です。模様の形は種類によって違うので、図鑑と見比べてみるのも楽しいです。

巻貝の化石
もとは普通の巻貝ですが、地中で長い時間をかけて、殻の成分が少しずつ別の鉱物(瑪瑙・めのう)に置き換わり、オレンジ色になった化石です。約5,000万年前のモロッコの海で生きていた巻貝がゆっくりと化石になる過程で色が変わっていきました。
観察ポイント: 螺旋状になっている形や瑪瑙化した色を観察してみましょう。

モササウルスの歯
白亜紀の海の頂点に立っていた巨大爬虫類・モササウルスの歯の化石です。最大種では体長13〜17メートルに達し、海の絶対王者として君臨しました。鋭く尖った形は獲物をしっかりつかまえるのに適しており、海の王者の迫力が伝わってきます。
観察ポイント: 歯はサメの三角形と違って、円錐形に近い、丸みのある鋭い形です。表面を見ると、種によっては縦に走る細かい筋(条線)が見えることがあります。

虹色アンモナイト
殻の表面が虹色に輝くアンモナイトの化石です。アンモナイトの殻のもとになっていた真珠層(アラゴナイトの薄い層)が保存され、薄い層が光を干渉させることで、角度を変えると赤・オレンジ・黄色などさまざまな色に見えます。シャボン玉や真珠と同じ「構造色」のしくみです。代表的な産地はマダガスカルで、白亜紀のアンモナイトが多く産出します。
観察ポイント: 化石を手に持って、ゆっくり角度を変えてみてください。光の当たる角度によって、見える色がスーッと動いて変わります。

琥珀(こはく)
数千万〜1億年ほど前の木から出た樹液(樹脂)が、長い時間をかけて固まって宝石のようになったものです。世界で最も古い琥珀は約3億年前のものまで知られています。代表的な琥珀の産地は、バルト海沿岸、ドミニカ共和国、ミャンマーなど。
観察ポイント: 光にかざして、内部を透かして見てみてください。気泡や微小な何か(植物の欠片や、まれに虫)が閉じ込められていることがあります。何千万年前に樹液の中で動きを止めた瞬間が、そのまま見えてくる化石です。色の濃さも観察してみてください。

すべて天然の本物の化石です。一つひとつ形や色、保存状態が異なるため、紹介した特徴のすべてが、必ずしも手元の化石に揃っているとは限りません。それも本物の化石ならではの個性として、楽しみながら観察してみてください。
まとめ
手のひらに収まる小さな石が、数千万年という時間を経てあなたのもとに届いています。化石発掘キットで、地球の歴史を自分の手で感じてみてください。探Labの発掘キットシリーズは、ショップページからご覧いただけます。